家族の中で「またゴミ出しをしていない!」とイライラすること、ありませんか?ゴミ出しの担当が決まっているのに、ゴミを分別したり新しいゴミ袋をかけたりせず「ゴミの移動だけ」やる夫にうんざりしている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
自分が今までやっていたのは「ゴミの移動」だったかもしれないな…
私も育休に入って初めて、見えない家事の大変さに気づきました。
たとえば、新しいゴミ袋をセットする手間。これを意識し始めたことで、妻から「ありがとう」と感謝されるようになり、家事分担の重要性を改めて実感しました。
この記事では、ゴミ出しの前後に必要な細かい手順を分かりやすく整理し、「ゴミ出し」をするための順序立てて説明します。ゴミ出しをスムーズに行うための具体的な手順と、家族全員が協力するためのコミュニケーションのコツを学ぶことができます。
「困難は分割せよ」とデカルトが言っているように、ゴミ出しも分割して考えるとできないこともできるようになることがあるかもしれません。具体的な手順とポイントを掴んで、家族全員で快適な生活をしましょう!
夫が行う家事で最も多いのは 「ゴミ出し」
早速ですが、こちらのグラフをご覧ください。
フリエ住まい総研が出しているこのグラフ。グラフから夫(男性)が行う家事で一番多いのは「ゴミ出し」ということが分かります。
夫が行う家事で行うランキングは
の順番でした。
ちなみに妻が行っている家事は
と続きます。
でも、新しいゴミ袋をかけるのはいつも私!💢
ゴミ出ししてるけど…?
ゴミを出すまでにやっている細かい部分を全部見ていきましょう!
ひとことでゴミ出しと言っても、前後には「見えない家事」が隠れています。次で実際に「見えない家事」を感じたエピソードを紹介します。
育休に入ったからこそ分かるゴミ出し前後のやるべきこと
育休に入って数日経ったころです。
ゴミを集積所に出した後、家に戻ると妻が新しいゴミ袋をゴミ箱にセットしていました。その時ふと思いました。
私はいつもゴミを出すだけで、ゴミ箱を空にした後のことを全く意識していませんでした。いつもそのまま仕事に行ってしまうため、その後のことが分からないというのもありますが…新しいゴミ袋をセットするのは、妻がいつも黙ってやってくれていたのです。
そこで、自分も新しいゴミ袋をセットするようにしました。ゴミ袋を近くに用意しておくことで、すぐに交換できるようにしておくと、次回からのゴミ捨てがスムーズに進みます。また、妻の負担を少しでも減らせたのか、彼女から「ありがとう、助かるよ」と言われるようになりました。
この体験から学んだのは、家事は単に目に見える部分だけではなく、その前後にある小さな作業や配慮も含めて「家事」だということです。私がしていたゴミ出しという行為も、妻の「見えない家事」があってこそスムーズに進んでいたのだと実感しました。
それ以来、家事をリスト化して一つひとつ丁寧にこなすようにしています。特に、目に見えない部分にも注意を払うことで、家事全体が効率よく回るようになりました。
次第に
と言ってくれるようになりました。家族全員で協力し合えるようになったことが何よりの成果です。
次の章では私が感じた「シンのゴミ出し」についての手順を紹介していきます。
当たり前のことが多いですが、手順通りにするだけで「ゴミ出し」のプロになれるでしょう!笑
ゴミ出しの手順は6つに分かれる!
実際に感じたゴミ出しの手順は6つあります。
順番に見ていきましょう。
ゴミを分別する
ゴミ出しの最初のステップは「ゴミを分別する」ことです。多くの自治体では、ゴミの分別が法律や規則として義務付けられており、守らないとゴミ収集がされない場合があります。
自治体によっては、細かい分別を求められる場合もあります。分事前に自治体のガイドラインを確認し、各ゴミの種類や収集日を把握しておくことが大切です。
誤った分別をしてしまうと、収集日が過ぎた後にゴミが放置される可能性があり、清掃や近隣への迷惑をかけることになります。適切な分別はリサイクルを促進し、環境保護にもつながるため、家庭全体でルールを守るよう心がけましょう。
日々の分別がしっかりできていれば必要ないんだけど…
ゴミを数袋に集める
ゴミを分別した後は、次に「ゴミを数袋に集める」作業が必要です。分別したゴミを、それぞれ対応するゴミ袋に収集します。
ゴミ袋の選定は、サイズや強度を考慮しましょう。破れやすい薄い袋では、ゴミが漏れたり破れる可能性があります。特に液体が含まれるゴミや生ゴミは、強度の高い袋や袋を重ねるなどの工夫が必要です。
また、ゴミ袋は透明、半透明、黒色など指定されている自治体もあります。それぞれ、回収するゴミを分けるようにしましょう。
我が家では燃えるゴミは「半透明」資源ごみは「透明」の袋に入れて出します。
ゴミ袋の口を縛る
3つ目のステップは「ゴミ袋の口を縛る」ことです。ゴミ袋の口をしっかりと縛ることで、ゴミが漏れたり、破れたりするのを防ぎましょう。
また、縛り方が甘いと、ゴミが持ち運ぶ際に落ちることもあります。袋を縛った後は、しっかりと縛りが固定されているか確認し、必要であれば追加の結び目を作ると良いでしょう。これにより、収集業者や周囲の人々に迷惑をかけることなく、スムーズにゴミを処理することができます。
ゴミ袋が破れていないか確認する
4つ目のステップは「ゴミ袋が破れていないか確認する」ことです。
ゴミ袋に穴や破れがあると、収集時にゴミがこぼれたり、道路に散乱することがあります。焼き鳥や爪楊枝を使った料理をした際には特に念入りにチェックしましょう。ゴミを出す人や収集員さんが怪我をする可能性もあります。
もし破れが見つかった場合は、その袋をすぐに新しい袋に移し替えるか、穴を補修するためのテープを使いましょう。
ゴミ出しのときに液体が漏れてるとやる気なくすよね…
ゴミを集積所に出す
ついに5つ目の「ゴミを集積所に出す」作業です。ゴミ袋を集積所に出す際には、地域のルールや収集日の確認が必要です。収集所の場所や時間を把握し、指定された日程にゴミを出します。
集積所にゴミを運ぶ際には、ゴミ袋が破れていないか、きちんとしばれているかを再確認します。また、ゴミを集積所に出す際には、カラスなどが近づかないように注意します。
カラスよけのネットがあれば確実にかけましょう!
指定の場所に正しく配置することで、収集作業がスムーズに行われ、近隣への迷惑を最小限に抑えることができます。収集日を守り、地域のルールに従ってゴミを出しましょう。
ゴミ袋をゴミ箱にかける
さて、最後のステップは「ゴミ袋をゴミ箱にかける」作業です。
正直、コレが一番大事!
新しい袋をゴミ箱にしっかりとセットすることで、次回のゴミ出しがスムーズに行えます。袋をセットする際には、ゴミ袋がゴミ箱の内部にしっかりと掛かっていることを確認します。新しい袋をセットした後は、ゴミ箱が清潔であることを確認しましょう。
今日から「シン・ゴミ出し」をやってみよう!
さて、ようやく「ゴミ出し」の家事が完了しました。一言で「ゴミ出し」と言ってもかなり大変であることが分かりましたね?
ゴミ出しをやっているつもりだった!
ゴミを集積所に持っていくのはやってたけど、新しい袋をかけなかった!
など、気づいた点もあったかもしれません。
今までできてなかったとしても、徐々にできることを増やしていきましょう!
ゴミ出しは前後に大切なことがたくさんある!
「ゴミ出し」と一言で言っても、その手順や手間は意外に多いです。家事というものは、目に見える部分だけでなく、実は裏で行われている小さな作業や配慮が積み重なっていることが多いと感じます。
私も育休中のゴミ出しを通して、自分がどれだけ表面的な部分しか見ていなかったかを痛感しました。ゴミを集積所に出すという作業だけで終わっていた「ゴミ出し」ですが、その後に新しいゴミ袋をセットするという妻の細やかな配慮があったんですね。
今回、ゴミ出しの手順を整理し、実際に自分で全ての手順をやってみることで、家事の大変さとそれを支える見えない努力に気づくことができました。日常の小さな気づきや工夫が、家族全員の幸福感につながるのだと実感しました。
皆さんも、家事の見えない部分に目を向け、家族全員で協力して取り組むことで、夫婦仲が良くなるかもしれません。家事がうまく回ることで、家族との時間も増え、より豊かな家庭生活を送ることができます。
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