この記事はこんな人に…
月々の奨学金の返済…大変ですよね。
私と妻の奨学金は合わせて700万円程度。
かなり返済額が多いですが、5年で一括返済することができました。
そのノウハウはこちらに記載してあります。
今回は、奨学金を一括返済したことによるメリットを紹介していきます。
機関保証を契約されている方は、なんと…「お金が返ってきます」
過払い金の返還…?いやいやそんなことはありません。
さっそく見ていきましょう!
奨学金を繰り上げ返済するメリット5選
- 機関保証の場合、保証料が返ってくる
- 支払総額が減る
- 家計がラクになる
- 気持ちが晴れ晴れする
- お金のために残業しなくてもよくなる
順番に見ていきましょう!
機関保証の場合、保証料が返ってくる
私は奨学金を機関保証で借りていました。
戻ってくる方の条件は以下のとおりです。
保証料返還の条件
- 全額繰上返還をして、日本学生支援機構で定められていた返還期間が短縮されたとき
- 一部繰上返還をして、日本学生支援機構で定められていた返還期間が短縮されたあと、返還が完了となったとき
- 日本学生支援機構の返還免除の適用を受け、返還が完了となったとき
つまり、対象としては「繰上返済をした人」「返還が免除となった人」です。
ただし、
- 奨学金を受けた期間が1ヶ月などと短期で、返せる保証料が少額であった場合
- 返還完了までの間に延滞した場合
これらに該当される方は返還できないことがありますので注意が必要です。
日本学生支援機構で奨学金を借りている人は返済ができなくなったときのために、「連帯保証人」か「保証団体(機関保証)」を設定します。
返済できなくなったら連帯保証人か保証団体が返済を代わりに行うという流れです。
機関保証とは、「毎月の奨学金から一定金額(保証料)を引く代わりに、返せなくなったときにうちの団体が返しますよ!」という制度です。
もちろん、返せるようになったら保証会社にお金を返さなければいけません。
返さなくて良いわけではありませんので注意しましょう。
我が家は約300万円あった奨学金を5年で一括返済。
結果として、約3万円の保証料が返ってきました。
大きい額が返ってくるので、機関保証の人は早めの返済をするのが良いでしょう。
もちろん、返済する時期が早ければ早いほど大きな額が返ってきます。
逆に、返還が遅くなればなるほど返ってくる額は小さくなります。
やること・準備するもの
何もありません。
奨学金の返済が終了し、約3ヶ月後に一通のはがきが送られてきます。
そこには返ってくる額と振込用の口座が記載されています。
もし、奨学金の引き落とし口座を解約しちゃった!という人はWebや電話から振込み口座変更手続きが可能です。
また、保証料は寄付することも可能です。
変更の手続きが面倒な場合は電話で問い合わせ、寄付に切り替えてもらいましょう。
支払総額が減る
一括返済や繰り上げ返済をすることで余計な利息を払わなくて良くなります。
もちろん、奨学金はカーローンに比べて、利息は少ないでしょう。
しかし、「ゆっくり返そう!」と思わないほうが良いです。
0.1%だとしても確実に利子を払っているわけですからね。
他人に余計な金利を払わないようにしましょう。
家計がラクになる
月々の返済額が安くない方も多いのではないでしょうか。
我が家ではかつて月3万円の返済額がありました。
毎月毎月「ああ、引かれている…嫌だな…」と思いながら銀行の通帳を見るんですよね。
月3万円あったら何ができるでしょう?
外食?キャンプ道具を買う?何もしない?
どれも良いですね!
早く返すということは、お金を使って好きなことをする時間が増えるということです。
もし余裕があるなら一括返済をおすすめします。
私はこの3万円を劇団四季のチケット代に使いたいと思います笑
気持ちが晴れ晴れする
一括返済すると、気持ちが晴れ晴れします。笑
そんなこと分かりきってるだろ!と思われるかもしれません。
しかし、借金に追われない生活と借金に追われる生活。
どちらが「余裕のある生活」でしょうか?
余裕が出れば人間はさらに魅力的になります。
今ちょっとだけ我慢すれば、借金に追われない生活が待っているはずです。
お金のために残業しなくてもよくなる
月3万円分残業しなくていいとしたら…?
仮に時給が2,000円とすると、月に15時間。
その効果は絶大です。
一括返済してしまえば、この時間を家族や趣味の時間に使うことができます。
「家族のために働く」のであって「借金のために働く」のではありません。
早く奨学金を返して、家族のために働きましょう!
機関保証で奨学金を借りた人は早めの返還を考えよう!
というわけで、機関保証で借りた人は奨学金を一括返済すれば「お金が返ってくるよ」という話でした。
メリットはこちらです。
- 機関保証の場合、保証料が返ってくる
- 支払総額が減る
- 家計がラクになる
- 気持ちが晴れ晴れする
- お金のために残業しなくてもよくなる
毎月無理なく返済していくことも重要ですが、ボーナスをすべて返済にまわすのもありでしょう。
少しずつでも貯金できるようにして、奨学金を返しきりましょう。
そして、自分のために働いて自分のためにお金を使うようにしましょう!
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