この記事はこんな人に…
妻が妊娠したので育休を取ろう!
そう決心した際には会社に育休の申請をすることになります。
でも、上司や同僚に、いつどんなタイミングで伝えたらいいんだろう…?
そこで、この記事では実際に4ヶ月の育休を取った私が「自分だったらここを工夫して伝えたな」「こういうマインドでお願いすれば良かったな」ということを紹介していきます。
ぜひ参考にしてみてください!
育休を取ることを伝えるタイミング3選
まず、そもそも誰に伝えるかという話になりますが、それは「上司・チームの仲間・事務」さんです。
そして、育休を取りたいことを伝えるタイミングは以下の3つです。
- パートナーが安定期に入ってから
- 育休に入る1,2ヶ月前
- 子どもが産まれたら
順番に見ていきましょう!
パートナーが安定期に入ってから
子どもが◯月◯日に産まれることになりました。育休を2ヶ月取得したいのですが、注意することはありますか?
安定期に入ってから伝えることが大切です。具体的に「安定期」とは、妊娠4〜5ヵ月以降をいいます。
妊娠初期はつわりや流産で大変だから家族優先!
安定期に入ってからでいいよ!
ここでのポイントは3つ。
- 育休を取る前提で伝えること
- 会社のことも考えているよというマインドを持つこと
- 時期や期間を伝えること
少し詳しく見ていきましょう。
育休を取る前提で伝えること
「育休をとっても良いですか?」
こう聞きたい人は多くいらっしゃるでしょう。
でも、私は育休の取得に関して「許可を他人に求めないで良い」と思っています。
もし「ダメ」と言われたら取らないんですか?
いいんです。取っちゃって。
「育休を取得しますのでこれからプライベートも含めて相談することが多くなるかもしれません。ご迷惑をおかけすると思いますが、よろしくお願いします。」
これくらいの気持ちでいると良いでしょう。
会社のことも考えているよというマインドを持つこと
とは言うものの、育休を取るときの一番の悩みは「仕事の引き継ぎ」ですよね。
「育休は労働者の権利なので取ります!」と一方的に取得しようとすると、周りとの関係は悪くなる一方です。
育休を取る前提で話を進めたとしても、「会社や同僚を気にかけてますよ」という姿勢をとりましょう。
時期や期間を伝えること
育休を取る時期や期間を伝えておかないと、会社側も対応が難しいでしょう。
職場に復帰して仕事をしやすくするためにも、自分がいつ育休を取りたいのかを相談しておくようにしましょう。
いつ、どれくらい取るのかはパートナーとも相談が必要です。
出産予定日の1,2ヶ月前
育休の正式な申請をします。よろしくお願いします。
この時期に正式に育休を申請するがベストです。
出産予定日の1ヶ月前からは、いつ産まれてもおかしくない状況に入ります。
ギリギリだと陣痛や出産の準備で忙しくなります。
2ヶ月前に正式に申請する(書類を提出する)のが良いでしょう。
子どもが産まれたら
子どもが産まれました!
子どもが産まれたあとに出生証明書等を提出する必要があります(会社によって変わります)。
提出をする際にも伝えるようにしましょう。
子どもが産まれた際に必要な書類はこちらの記事を参考にしてください。
実際に育休に入るときには最後に上司や同僚に挨拶をして回りました。
「すみません、育休をいただきます。よろしくお願いします。」
こう言いながら職場を回るイメージです。
ちなみに、これで1時間ほど使いました笑
帰宅時間が遅くなるので注意です笑
私は菓子折りは渡していません。
職場の雰囲気に合わせて、必要そうだったら渡しましょう。
より念押ししたいときに使いたい言葉
育休を取ることは忘れられがちです。
「いつから取るんだっけ?」
「お前、育休取るの!?」
こう言われるのが大変なので、逆に自分から育休をとるアピールをしていきましょう。
アピールするときに使う言葉は以下の2つです。
- 「子どもが産まれたら何買いましたか?」
- 「育休取ったら家事・育児やらなきゃですね!今から頑張ります!」
順番に見ていきましょう!
「子どもが産まれたら何買いましたか?」
多くの上司や先輩方、職場の人に聞くと良いでしょう。
きっと嬉々として教えてくれるはずです。
俺のときは、これ買ったよ。こうしたほうが良いよ!
もちろん、先輩や上司の意見を参考にするのはアリですが、大切なのはそこではありません。
育児をやります!育休をとります!ということを積極的にアピールするためのコミュニケーションです。
もちろん、本当にアドバイスを聞いても良いです。
が、時代がだいぶ違いますからね…
「育休取ったら家事・育児やらなきゃですね!今から頑張ります!」
この言葉には2つの効果があります。
- 周りに「自分は育休の目的を理解してますよ」とアピールする
- 自分に「育休はただの休みではない」ことを言い聞かせる
会社もただの「休み」として育休を取らせるわけではありません。
家事・育児をしてパートナーを助けたり、子どもとの時間を確保するための育休です。
そこは肝に銘じて育休に入りましょう。
「休みだけど休みじゃない」ことだけは注意です。
こう考えると東京都が「育休」を「育業」としたのも頷けます。
あとは自分の口から言うだけ!
さて、ここまでくればあとは育休を申請するだけです。
今日言おうかな…
15時に言おう…忙しくないときに…
こう考えているうちにギリギリになってしまいます。
なんでもっと早く言わないんだ!
と怒られるのは目に見えています。
育休に入ることはパートナーが安定日に入った日に言いましょう。
「勝負は今!!ここで決める!!」(ライナー風に…わからない人すみません。)
安定期に入った日には、自分に言い聞かせて職場に向かいましょう!
育休を取ることを伝えるタイミングを紹介!あとは言うだけ!
育休を取ることを伝えるタイミングはいつが良いのかを紹介しました。
タイミングは以下の3つが良いでしょう。
- パートナーが安定期に入ってから
- 育休に入る1,2ヶ月前
- 子どもが産まれたら
これからの時代、男性の育休は多くの会社で取得率が大幅に上がるはずです。
職場の負担や復帰のことも考えて、円滑に育休を取得すること。
そして、愛する家族のために目一杯家事・育児に専念できることを目指して頑張りましょう。
コメント