この記事はこんな人に…
最近の物価高騰により、ますます生活費の節約が求められる時代になりました。そんな中、保険の見直しをすることで、意外なところで大きな節約ができることをご存知でしょうか?
私が実際に行ったのは、ミニミニライフサポートの解約です。
これにより、毎月2,000円の節約が実現しました。
本記事では、解約手続きの詳細やその効果についてご紹介します。節約に興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください!
もっと早くやっておけばよかったと思いました…
我が家ではこくみん共済の「住まいる共済」に加入した前提で話を進めます。
ミニミニライフサポートの解約方法
ミニミニライフサポートの解約方法は以下の手順です。
- 管理会社に火災保険を変更しても良いか確認する
- 新たな火災保険を契約する
- ミニテックに電話する
- 新たな火災保険の保険証券をメールで添付する
- 保険証券が届くのに1ヶ月待つ
- ミニテックに電話する
- 保険証券を撮影し、送付する
順番に見ていきましょう。
管理会社に火災保険を変更しても良いか確認する
まずは、管理会社に火災保険の変更が可能か確認しましょう。
ミニミニの管理会社はこちらから探してください。
基本的には、賃貸契約書に「指定の火災保険に加入すること」と書かれていなければ、どの火災保険に加入しても自由です。
わからない場合は、管理会社にメールや電話で変更が可能か確認してください。
もし、「できません」と言われた場合は、「契約書のどこに記載されていますか?」と質問しましょう。記載箇所を提示されたら、その指示に従うしかありません。
逆に記載がなければ、どの火災保険に加入しても借主の自由です。同じ保証内容で保険料が安いほうに乗り換えましょう。
新たな火災保険を契約する
次に行うことは同じ補償料で新たな火災保険を契約することです。
我が家の入っていたミニミニライフサポートの補償料は次のとおりです。
以上の補償料がついていました。これで月額2,750円です。
これとほぼ同額の補償の「住まいる共済」に加入しようとすると、月額約500円です。
2,200円も差があるやんけ…
これらをまとめると以下の表のようになります。
ここで注意したいのは掛金額と特約についてです。
不動産紹介サイトホームズによると、借主(入居者)が入らなくてはならない保険及び特約は「家財保険」「借家人賠償保険」「個人賠償責任保険」の3つです。
賃貸物件で加入すべき火災保険の種類は以下の3つである。
火災保険の種類
https://www.homes.co.jp/cont/press/rent/rent_00855/ より引用
それぞれ詳しく見ていきましょう。
家財保険
家財保険とは、家のテレビや冷蔵庫、洗濯機にかける保険です。
あくまで突発的な事故(子どもが壊してしまった、物を当ててしまった)に適用されます。自然故障では使えませんのでご注意ください。
住まいる共済は賃貸の場合、家財のみ対応しています。
後から述べる借家人賠償責任とセットでの加入が義務付けられています。
うちの家は、最低額の300万円を選択しました。
住まいる共済の家財保険の掛金額は年額で750円でした。
借家人賠償保険
賃貸契約者は必須の特約です。
大家さんからの損害賠償責任を追求された際に備える保険です。
自分の故意や重大な過失で失火させてしまった場合に備えて必要になります。
借家人賠償責任保険の補償額の相場は1,000万円~2,000万円と言われています。
住まいる共済でミニミニライフサポートと補償額が同額の2,000万円とすると掛金は年額で3,000円です。
個人賠償責任保険
小さなお子様がいる家庭や自転車を頻繁に使用する方は入っておくべき保険です。
他人に怪我を負わせたり、水漏れして下の階の人に迷惑をかけたときなどに必要な保険です。また、自転車事故に対応しているタイプもあります。
注意点として、自動車保険の特約で加入している場合もあるということです。
重複して加入しないように注意しましょう。
自動車保険に加入していれば、火災保険とセットで加入しなくてもOKです。
住まいる共済では3億円の補償金です。
掛金は年額で2,300円です。
保険証券が届くのに1ヶ月待つ
なお、「住まいる共済」の申込みをした後、保険証券が届くまでに1ヶ月以上かかりました。
証券が来ないと次に進めないので早く申し込み・発送してもらいましょう。
火災保険を契約していない期間に火事がおきちゃったら大変だからね!
ミニテックに電話する
証券が届いたら、ミニテックに電話をしましょう。
最寄りの事業所に電話すればOKです。
以下、会話の内容です。
私「すみません、ミニミニライフサポートの解約をお願いしたいんですが」
ミ「かしこまりました。解約ですね。担当者に代わります。」
〜しばらくして〜
ミ「お待たせいたしました。担当の〇〇でございます。解約でよろしいでしょうか?」
私「はい、解約をお願いします。」
ミ「かしこまりました。解約に際しまして、解約手数料が発生する可能性がありますが、よろしいでしょうか?」
私「はい、大丈夫です。お願いします。」
ミ「かしこまりました。そうしますと、別の保険に入られたということですかね?新たな保険に入られた証明書もしくは保険証券などがあれば、メールで送っていただきたいのですが…」
私「あ、あります!今日保険証券が送られてきたので…」
ミ「そうなんですね、分かりました。そうしましたら、今から言うメールアドレスに写真を送付していただけますでしょうか?解約は早いほうが良いですよね?できれば今日中に送っていただけると助かります。」
私「分かりました!すぐに送付します。」
ミ「よろしくおねがいします。失礼します。」
以上がやりとりの内容です。
保険証券を撮影し、送付する
届いた保険証券を撮影してメールで送付します。
メールに以下の文章を貼り付けます。
- 名前
- 先ほど電話し〇〇です。保険証券を撮影したものを送ります。
- 証券を撮影した写真
ミニテック側で確認が取れれば再度、電話があります。
ミ「もしもし、だーはらさんですか?」
私「はい、そうです。」
ミ「ありがとうございます。保険の解約の件ですが、早めに送っていただいたので、今月中に解約となります。ちょうど更新月でしたので、解約手数料もかかりません。この電話を持ちまして解約とさせていただきます。ありがとうございました。」
私「はい、失礼します。」
普通に頼めば普通に解約に応じてくれる…
もっと引き止められるのかと思いました…
ポイント
解約手数料が発生したとしてもすぐに解約すること
解約手数料が発生することを理由に解約を阻止しようとしてくる場合があります。
解約手数料は多くてファミリー向けの16,500円です。
ということは9ヶ月でもとがとれるということです。
10ヶ月目からは毎月お得に生活ができます。
「解約手数料がかかるから…」「解約手数料がかからない月に…」と考えていると忘れたり面倒になるので、やるなら今!です。
メールで記録を残しておくこと
私は電話をして解約手続きを進めましたが、メールや内容証明郵便でのやりとりがベストでしょう。
なぜなら、「知らない」「聞いていない」ということを防ぐためです。
記録に残る方法で交渉をしましょう。
メールにすると考えて返信ができるので、オススメです。チャットGPTに考えてもらうのもありかもしれません。
解約したことによるデメリット
解約したことによるデメリットは以下の点です。
順番に見ていきましょう!
火災保険の更新を自分でしなければならない場合がある
自分で火災保険を契約した場合、火災保険の更新を自分で行わなければならない場合があります。
その場合は確実に更新手続きをしましょう。
万が一火災を発生させてしまった場合は、人生が終わりかねない多額の賠償金を支払わなければなりません。
絶対に忘れないようにカレンダーなどに登録しておくと良いでしょう。
U-NEXTが見れなくなる
ミニミニライフサポートを解約したことにより、U-NEXTが見れなくなります。
結構いろんな映画やアニメを見ていたので残念ではありますが、仕方なし。
どうしても契約したいなら、自分でアカウントを作って申し込むのが良いでしょう。
公式からの申込みでポイント還元もあり、実質月1,000円程度で見ることができます。ミニミニライフサポート版のU-NEXTだと、毎月のポイント還元はありません。
24時間サポートが使えなくなる
ミニミニライフサポートの24時間サポートは使えなくなります。
ただ、私はそもそも存在すら知らず、2年間ほとんど利用しませんでした。他の火災保険会社でも対応してくれるところはあるので、気にせず変更しましょう。
もし、24時間サポートが必要なら、スマート賃貸火災保険なども選択肢に入ってくるでしょう。
ミニミニの問い合わせはこちら
ミニテックの問い合わせはこちらから行ってください!
私もこちらから電話番号を探して問い合わせをしました。
ミニミニさんに怒られるかな…笑
ま、ええわ。
まとめ
ミニミニライフサポートの解約手順をまとめると、以下のようになります。
- 管理会社に火災保険を変更しても良いか確認する
- 新しい火災保険を契約する
- ミニテックに電話する
- 新たな火災保険の証券をミニテックにメールで送信する
解約に際しての注意点として、解約手数料が発生する場合でも、短期間で元が取れるため、迷わず解約を進めることが重要です。また、メールや内容証明郵便で記録を残すことで、後のトラブルを防ぐことができます。
ミニミニライフサポートの解約により、毎月の固定費を削減することができますが、その反面、24時間サポートやU-NEXTの利用ができなくなるなどのデメリットもあります。これらの点を考慮し、自分のライフスタイルに合った選択をしましょう。
保険の見直しは、生活費を大きく節約できる有効な手段です。今回ご紹介した手順を参考に、ぜひ一度保険の見直しを検討してみてください。
思いがけないところで、節約効果を実感できるかもしれません。
節約した分、家族でおいしいごはんを食べに行ってください!
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