この記事はこんな人に…
赤ちゃんへミルクをあげることは、パパと赤ちゃんの特別なコミュニケーションのひとつ。
愛情を込めて行うこの日常の瞬間を、より安全で快適なものにするための準備を知っていますか?
この記事では、初めてのパパも安心して取り組めるミルクのあげ方のステップを紹介します。
これさえやれば、妻に「ミルク任せた!」と言ってもらえる日も近いでしょう。
赤ちゃんとの特別な時間をより豊かなものにするために、ぜひ参考にしてみてください。
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ミルクの準備、後片付けまとめ
ミルクのあげ方の手順は以下のとおりです。
※今回は160ml(生後1ヶ月ころ)の想定で話を進めます。
- お湯を沸かす
- 哺乳瓶にお湯を80ml入れる
- ミルクの粉を計りながら哺乳瓶に入れる
- 少し混ぜる
- 湯冷ましを80ml入れる
- 少し混ぜる
- ミルクの温度を確認する
- ミルクをあげる
- ゲップをさせる
- 哺乳瓶、乳首を洗う
- ミルトンにつける
- 湯冷ましを作る
お湯を沸かす
ケトルやポット、やかんでお湯を沸かしましょう。
個人的には電気ポットがオススメです。
いちいち沸かす必要が無いからですね。
哺乳瓶にお湯を80ml入れる
まずはお湯を80ml、哺乳瓶に投入します。
正確に測らなくても大丈夫です。
先にお湯を入れる理由は2つ。
- 粉が溶けにくくなるから
- 泡立ち過ぎてメモリが見えない
少しだけ解説します。
粉が溶けにくくなるから
ココアやコーヒを煎れる際、コップの底に粉がこびりついていること、多くないですか?
この現象と同じことが起こります。
先に粉を入れてしまうと哺乳瓶の底に粉ミルクがこびりついてしまいます。
粉を無駄にしないためにも先にお湯を入れておくほうが良いです。
泡立ち過ぎてメモリが見えないから
粉ミルクを先に入れると、湯冷ましを入れたときに泡立ちすぎます。
自分がお湯をどの程度入れたのか分かりにくくなってしまうんですよね。
これ、いつも妻がやってるんですけどやめてほしい…笑
ミルクの粉を計りながら哺乳瓶に入れる
ミルクの粉を計りながら哺乳瓶に入れていきましょう。
基本的にミルク専用のスプーンはひとすくい20mlです。
160ml入れたいなら、160ml÷20ml=8杯ということですね。
少し混ぜる
乳首をつけて少し振ります。
粉が溶け切ればOKです。
湯冷ましを80ml入れる
湯冷ましを飲ませたい量になるまで注ぎます。
今回は80ml(お湯)+80ml(湯冷まし)=160mlですね。
少し混ぜる
温度を均等にするために、少し混ぜます。
泡立てないように優しく混ぜましょう。
ミルクの温度を確認する
熱すぎないか、冷たすぎないか確認しましょう。
人肌の温度(およそ36℃)が良いそうです。
ぬるいようならコップにお湯を入れて湯せんで温めましょう。
ミルクは、母乳と同じくらいの温度で上げてください。
母乳の温度は体温とほぼ同じなので、だいたい36℃くらいが適温です。
手首のうらなど、皮ふの薄いところに哺乳びんをあてて、体温と同じくらいに感じられれば36℃くらいです。
36℃くらいのことを「人肌くらい」ともいいます。
https://x.gd/70ynS 「雪印ビーンスタークonline」より引用
※電子レンジで温めるのはNGです。
電子レンジの場合、加熱が不均衡なため一部だけ非常に熱くなっていることがあります。
これにより、赤ちゃんがミルクを飲む際にやけどをする恐れがあるのです。
作り置きした粉ミルクを与える際は、湯せんして温めるようにしましょう。
https://x.gd/1P9sm 「アクアクララ公式サイト」より引用
ミルクをあげる
赤ちゃんとの重要なコミュニケーションの時間です。
加えて、子どもはすぐ窒息します。
ミルクの誤飲が無いか、十分に注意しながらミルクをあげましょう。
ゲップをさせる
子どもを抱えてゲップさせます。
大きく分けて方法は3つあります。
- 赤ちゃんの脇を抱える方法
- 肩に赤ちゃんの頭を置く方法
- 抱っこ紐を使う方法
などがあります。
個人的には「抱っこ紐を使う方法」が好きです。
両手が空くので、なんでもできます。
哺乳瓶洗ったり、スマホゲームしたり…
哺乳瓶、乳首を洗う
洗剤は普段大人が使用しているものと赤ちゃん用の洗剤を試しましたが、赤ちゃん用の洗剤が使いやすかったです。
個人的には西松屋の哺乳瓶洗いが安くてオススメです。
ピジョンの哺乳瓶洗いがありますが、めっちゃ高い…
哺乳瓶を消毒する
ミルトンにつけたり、レンジでチンをして消毒しましょう。
個人的にはミルトンがオススメです。
ミルトンなら一度お水を変えてしまえば、漬けておくだけでいいのでラクです。
レンジも試しましたが、いちいち取り出したり時間を設定したりするのが面倒でした。
湯冷ましを作る
減ってしまった湯冷ましの容器にお湯を足しましょう。
ポットのお湯を湯冷ましの容器に入れるだけでOKです。
我が家では使用しない哺乳瓶を湯冷まし専用にしています。
湯冷ましを作るには時間がかかりますので、「今やる」ことが大切です。
不定期に発生するミルクに関する家事
以上が、ミルクを作る際に発生するルーティンです。
しかしながら、ミルクを作るというミッションには不定期にやらなければならないことが発生します。
- ミルトンの水を変える
- 粉ミルクの補充
- ポットの水の補充
順番に見ていきましょう!
ミルトンの水を変える
ミルトンを使用している方は衛生上、1日ごとに水を変更しなければなりません。
我が家では朝の洗い物をする人が担当しています。
ミルトンのタブレットが6つ入なのはなんで…
7つ入りなら1週間分で分かりやすいのに…
変えたか変えてないか分からなくなっちゃうよね…
粉ミルクの補充
ミルクが少なくなってきたら粉ミルクを補充しておきましょう。
赤ちゃんが泣き始めてミルクを作ることが多いですよね?
ミルクを作ろうと缶を開けたら、粉ミルクが無いときイライラしませんか?
新しい粉ミルクを補充している間にも赤ちゃんは泣き叫んでいますし…
最悪、ミルクを作る→あげる→新しいものを出すという方法もあります。
ただ、気づいたときにやっておくことは悪いことではありません。
何でも「今やる!」ことが大切だよ!
ポットの水の補充
意外と見逃しがちなポットの水の補充。
半分以下になったら水を加えると良いでしょう。
お湯を沸かすのにも時間はかかります。
粉ミルクはなんとかなりますが、お湯を沸かすのには時間がかかります。
ポットの水の補充は絶対に欠かしてはいけません。
ミルクのあげ方一覧!ミルクをあげる際は準備と後片付けが大切!
ミルクのあげ方を紹介してきました。
準備と後片付けをまとめるとこんなにたくさんやることがあります。
ミルクの準備から後片付けは以下のとおりです。
- お湯を沸かす
- 哺乳瓶にお湯を80ml入れる
- ミルクの粉を計りながら哺乳瓶に入れる
- 少し混ぜる
- 湯冷ましを80ml入れる
- 少し混ぜる
- ミルクの温度を確認する
- ミルクをあげる
- ゲップをさせる
- 哺乳瓶、乳首を洗う
- ミルトンにつける
- 湯冷ましを作る
これらのことができて「ミルクをあげている」といえるでしょう。
ミルクをあげている俺イクメン!
ミルク担当はおれだよ!
毎日大変だけど子どもはかわいいね!
この人にうちの母から言われた一言を捧げます…
いいとこ取りをしたらいかん!
準備や後片付けまでやって『育児してる』ってなるんよ〜
名もなき家事・育児をどうやっていくか…
学校では習わないので難しいとは思います。
ただ、一つだけでも良いのでぜひやってみてください!
それだけでパートナーがラクになります。
「家事・育児の分担」とはそういうことです。
いいとこ取りをしない育児を目指して頑張りましょう!
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