この記事はこんな人に…
3月から就職活動が解禁となり、多くの学生や若者が新たな一歩を踏み出す季節がやってきます。
私も何年も前に就職の面接を受け、その経験は思い出深いものとなっています。
面接の帰りには、「ああ、これは落ちたな…」と思っても受かったり、「受かったな」と思っても落ちていたりと、予想外になることもありました。
この記事では、10社中6社で内定をもらった私が、面接での失敗した出来事を厳選して3つ紹介していきます。
私の失敗談3選
私が失敗した内容は以下のとおりです。
- 志望理由「なぜこの会社にしたの?」
- 失敗したこと「失敗したことはありますか?」
- 尊敬する人「尊敬する人はいますか?」
順番に見ていきましょう。
志望理由:「なぜこの会社にしたの?」
地元には〇〇という大きな新聞社があるよね?なぜそこにしなかったの?
就活、お金かかるんで…
…あぁ、そうだよね。遠いもんね…
一番最初の就職面接で、ある新聞社で言われた言葉です。
「私の思ったことを素直に話せばいいか」と気ままに構えていました。
地元にはかなり遠い場所に進学したので帰るのも一苦労。
お金がなくて、大学近くで就活をしていました。
後々思い返せば「地元の会社ではなくて当社を選んだ理由はなんですか?」と聞かれてたわけです。
そこで「お金がかかるから」という消極的な理由が好まれるわけがありませんよね。
得られた教訓
「就活、お金かかるんであまり地元に帰れないからです。」
「ボランティア活動やサークル活動を通して、この地域の良さを学ぶことができました。一方で、これらの活動は一般の方にまだまだ知られていません。メディアという力を通してこの地域の良さや活動を地域の方々に伝えていきたいからです。」
失敗したこと「失敗したことはありますか?」
失敗したことはありますか?
〇〇で失敗しましたが、〇〇でした。
…
よく耳にする質問ですよね。
この質問は「失敗したことをどうやって乗り越えましたか?」ということを聞かれています。
コミュニケーションを徹底した。日々何時間も勉強した。セミナー等に参加した。
このような回答が模範例になるのかな?と思います。
得られた教訓
「〇〇で失敗しましたが、〇〇でした…」
「〇〇で失敗しました。しかし、一人ひとりに声掛けをすることで、全員の一体感が生まれました。そうすることで失敗を乗り越えることができました。」
尊敬する人「尊敬する人はいますか?」
尊敬している人はいますか?その理由は何ですか?
サッカー日本代表の〇〇さんです。
ワールドカップで活躍されて、その努力する姿に感動したからです。
な、なるほど…
一見、良さそうに見えますがどうでしょうか…?
私が経験した集団面接での隣の人の発言です。
何度か企業の面接に行っているうちに他人の発言を聞いて「あ、これよさそう」「これ無いだろ」となんとなくわかるようになりました。
最初に聞いたときに「もっと具体的ならええのになぁ」と感じました。
その人のエピソードを具体的に説明しつつ、会社に貢献できる自分の能力を探ることが重要です。
その方は次の面接では会えませんでした。
得られた教訓
「サッカー日本代表の〇〇さんです。ワールドカップで活躍されて、その努力する姿に感動したからです。」
「サッカー日本代表の〇〇さんです。その方の『お客さんが入っている時点で負けていい試合なんて存在しない』という言葉が印象的です。お客様に接するときは一期一会だという気持ちを持って接したいと思います。」
面接の失敗まとめ
さて、自分の面接を受けた経験を見てきました。
この記事でまとめた教訓は以下のとおりです。
- なぜその会社を選んだか前向きな言葉を使う
- 相手の意図をくみとる
- 本命の会社の面接前に志望度が低い会社の面接を受けておく
- 失敗に自分がどう対処したかを洗い出す
- 尊敬する人について調べる
- 尊敬する人の行動や言葉が自分にどう影響を与えたかを考える
- 自分の行動が会社にどう貢献できるかを考える
面接はとても緊張するものだと思います。
面接官も「会社や自分のことをどこまでわかっているかな?」「この会社に合うかな?」ということを判断しようとしています。
内定が取れなくても諦めずに自分を見つめ直す機会にしてください!
応援しています!
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