育休中の皆さん、お子さんと過ごす大切な時間を楽しみながらも、家計のやりくりに悩んでいませんか?節約は大切ですが、本当に必要なことまで節約すると、ストレスがたまったり、生活が大変になることもあります。
私自身、育休中に収入の半分を貯金に回すことに成功し、家計のバランスを保ちながら家族との時間を充実させることができました。この経験をもとに、育休中にあえて節約しない方が良い項目とその理由、そして賢いお金の使い方について詳しく説明します。
この記事を読むことで、無理なく家計を管理し、心豊かな育休生活を送るための具体的な方法がわかります。必要な出費を見極めて、充実した育休期間を過ごしましょう!
ちょっとでもストレスから解放されれば幸いです!
育休中にあえて節約しない理由
あえて節約しない理由を並べても「そんなこと分かりきってるよ」という人がいるかもしれません。ただ、未だにSNSなどで「うちの夫は電気を消さないんです」「妻が化粧水を使いすぎる」という人がいらっしゃいます。
育休中に節約しないことで
- ストレスを減らす
- 家族が幸福になる
ことができます。
節約をしないことで得られるメリットをしっかりとおさらいしておきましょう。
ストレスを減らすことができる
育休中に節約してはダメなものがある理由は「ストレスが溜まるから」です。子どもの誕生による変化だけでも大変なのに、他のことでストレスを溜めている場合ではありません。
例えば電気代。電気代をケチれば出費は減りますが、ストレスは相当なものです。
- いちいち電気を消すのが面倒
- それなのに、電気代が思ったより下がらない
- パートナーにも電気をこまめに消すように強要する
- 子どもの体温調節も大変
一説によると照明はこまめに消すことを心がけても1ヶ月に250円~550円程度の節約にしかならないとのこと。
節約で得られるメリットがかなり少ないよね…
パパやママの機嫌も悪くなるし…
「電気つけっぱなし」
→「ま、電気を消してもそこまで節約できるわけじゃないし」
「ミルク飲まないじゃん」
→「そっか、今はお腹いっぱいなんだね」
「節約しなくてもいいか」と心に余裕を持つことで、子どもやパートナーへ優しくすることができます。
家族が幸福でいることができる
機嫌が良い人のところにはたくさんの人が集まります。家族も例外ではありません。
よく「家族だからこそ自分の全部をさらけ出せる」という人がいます。しかし、これは間違いです。
親しき中にも礼儀があります。あまりに失礼な言動が続くと「一緒にいたくない」と思われるようになります。「何でも話せる家族」は「失礼なことをなんでも受け入れてくれる家族」とは違います。
「電気消してよ!何度言っても分かんないかなぁ」
「おしりふきもっと節約しろよ!いつもやってるのに上達しないな」
こんなことを言われれば誰でも傷つきます。いい気持ちにはなりません。もはや節約ではなく「ケチ」ですね。
ケチにはなりたくないですよね…
次の章では私が実際に育休中に経験した「節約してはいけないモノ」を紹介します。
育休中に節約してはいけない項目とその理由
次の項目は私が育休中に感じた節約してはいけないモノの一覧です。
順番に見ていきましょう!
水道光熱費
「電気消してよ!」
「ガス代高いから、風呂の水を少なくしよう」
電気、ガス、水道は節約してはいけません。
「電気をこまめに消してる!私節約してる!」と最初は意気揚々と節約に取り組むけれど、徐々にパートナーに「電気こまめに消して、節約してよ!」と迫り、関係が悪化するのは昔からお決まりのパターン。加えて、使ってない電気を消したところで安くなる電気代は月々40円程度。節約額とストレスが見合っていません。
それに、赤ちゃんは体温調節が苦手です。電気がもったいないからエアコンを使わずに過ごすことは今の時代にあっていません。
電気、ガス、水道代は自分の好きなだけ消費しましょう!
もちろん、無駄遣いはだめですけどね。
おむつ・おしりふき
「一枚でも少なくうんちを拭きたい」
「さっきもおしっこしたばっかりだし、まだいいか」
おむつやおしりふきも節約してはいけないもののひとつです。
確かに、収入が少ない時におしり拭きやおむつ代が出ていくのは痛いですよね。おむつは1枚あたり20円、おしりふきは1枚あたり2円かかっています。
ただ、おむつを放っておくと赤ちゃんの肌トラブルが発生します。結局病院に連れて行くことになり、余計な時間やお金を消費します。
自分の時間と医療費をとるのか、20円払って清潔な状態を維持するのか、あなたはどちらを選びますか?
ミルク
「なんで飲まないの…」
「もったいないから冷蔵庫に入れておこう」
我が家ではミルクも節約しないようにしています。
なぜなら子どもにあたってしまうからです。
過去に200mlのミルクを作って100mlしか飲まなかった場合、「なんで飲まないの!せっかく作ったのにもったいない!」と無理に飲ませようとしてしまうことがありました。
また、衛生面でも雑菌が増えてしまうため、おすすめされていません。
まずは基本中の基本ですが、育児用粉ミルクは作り置きせず、飲ませる直前に作ったほうがいいです。ですが、赤ちゃんがぐずってしまったり眠ってしまったり、飲ませようと思って作ったのに飲まなかったというシチュエーションはあるかと思います。このようなとき、赤ちゃんが哺乳瓶に口を付けていなければ、常温で2時間程度保管することは可能です。
このとき注意してほしいのは赤ちゃんが哺乳瓶に口を付けているかどうか。唾液から菌が入って繁殖しやすいので、口をつけたものは、すぐに飲み切ってください。
https://x.gd/9CE6E 「gooいまトピライフ「粉ミルクは冷蔵庫で24時間保存OK」ヤバすぎる…」より引用
子どもも一人の人間です。飲みたくないときだってあります。
我が家では20分と時間を決めて、飲ませるようにしています。制限時間内に飲みきれなかったミルクは残念ながら捨てていますが…
パパとママのメンタルを守るためにもミルクはもったいないと思わず捨てましょう。
医療費
今日病院行く?結局薬もらうだけだけど…
子どもの医療費をケチってはだめな理由は
- 子どもの風邪症状が悪化する
- 大人に伝染ると仕事や家事に支障がでる
ことが挙げられます。
最近では子どもの医療費が無料の自治体も増えてきています。我が家では1回500円かかり、月5回目以降無料になります。
ちなみに、私が住んでいる自治体では薬も無料です。
普段高い税金や社会保険料を払っている分をきっちりと回収しましょう笑
子どものためにも病院は我慢せずに行きましょう。
自分へのご褒美
自分へのご褒美をケチろう…
お金ないから…
自分へのご褒美もケチってはいけないことの一つです。
- ミスドのコーラをケチったり
- 劇団四季のS席をA席にしてみたり
- スタバのカスタムをやめたり
それぞれ自分が考える“贅沢”があります。自分の贅沢を“ケチる”ことは自分への報酬をケチっているのと一緒です。
自分のことは自分が一番わかっていますから、育児へのモチベーションを保つためにも贅沢をするときには「迷ったら高い方」を選びましょう!
もちろん、予算の範囲内で使うことを心がけてね!
便利家電
「縦型洗濯機のほうが安いから、縦型にしよ!」
「ドラム式洗濯機が乾燥してくれなかったら…」
便利な家電は家事を楽にしてくれる素晴らしい味方です。
旦那さんは自分の思ったとおりに洗濯物を干してくれますか?「洗濯物干しておいて!」と言って帰ってくると、洗濯物がぐちゃぐちゃに干してあることはありませんか?
ドラム式洗濯機なら洗濯物を完璧に乾かしてくれます。しかも、ボタン一つで。
ポイントは“時間を生む家電”を選ぶこと。
- 食洗機
- ドラム式洗濯機
- ロボット掃除機
- 電気圧力鍋
この家電は自分の時間を生む家電です。積極的に購入していきましょう。
家電はボタン一つで期待通りの成果を生み出してくれる「使い勝手の良い社員」です。
育休中に見直すべきは“固定費”
育休中の家計が苦しいときに見直すべきなのは“固定費”です。例えば
- 通信費
- 無駄な保険
- 利用していないサブスク
などが挙げられるでしょう。見直すことができればぐっと家計が改善されます。ストレスなく節約するためには固定費の削減をしましょう。
育休中にあえて節約しない!育休中のストレスを軽減して楽しく過ごす環境づくりをしよう!
育休中にあえて節約しないことで、家計のバランスを保ちつつ、心豊かな育休生活を送ることが可能です。水道光熱費やおむつ、ミルクなど、子育てに直結する必要な支出を惜しまないことで、ストレスを減らし、家族全員の健康と幸福度を高めることができます。また、便利家電への投資は時間を生み出し、日常の負担を軽減してくれます。
私自身の経験からも、この節約法を実践しましたが貯蓄率を50%前後に保ちながら上記の内容は特に我慢することはありませんでした。
この記事で紹介した節約しない項目とその理由を参考にし、無理のない家計管理を実践することで、充実した育休期間を過ごしましょう。必要な出費を見極め、家族の幸福と財務の安定を両立させることで、より良い未来を築いていけるはずです。ぜひ、今日から実践してみてください。
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