【奨学金繰り上げ返済の全記録】シフト勤務パパが夫婦700万を5年で完済

マネー

奨学金、いつまで返し続けるつもり?

俺も大学生のときは月5万借りていてすべて舞台とサークルにつっこんだ。加えて卒業旅行に親にお金を借りようとしたら断られた。

「奨学金あるやろ」

って一言。そのときは腹が立ったけど、今思えば正しかった。社会人になってそのヤバさに気づいた。妻の奨学金も合わせると700万。返済通知に書かれた完済予定は2035年だった。それを2023年に終わらせた。5年で700万をゼロにした。このまま20年払い続けるか、早く終わらせるか。やったことはボーナス全額返済だけ。返すまでの過程を書いた。

奨学金を「なんとなく」借りると地獄を見る

奨学金月5万円。多くの大学生が月で借りる金額。4年間借りると240万円になる。我が家は妻の分と合わせたら700万の奨学金を借りていたことになっていた。奨学金を借りた時の感覚としては「なんとなく、もらえるから借りた」的な感覚で、今となっては最悪の借り方だと自負してるんだけど笑

で、使うのが得意な俺は学生時代にキレイに全額使って大学を卒業した。どこにそんな使うのって話だけど、当時の俺はミュージカルにハマってたからミュージカルの鑑賞代や交通費にがっつり使ってた。

さらに最悪なのはうちの妻もかなりの奨学金を借りてた。妻の実家はどうやら義母の服代やランチ代に消えてったらしい。俺も人のことは言えないけどヤバい笑

というわけで俺たち夫婦には大学の卒業と同時に700万の借金だけが残ったってわけ。

返済通知を見て初めて700万の重さに気づいた

奨学金は卒業した年の秋ごろから返済が始まるんだけど、意外とボディブローのように効いてきた。4月に入社したてのころはまだ住民税も引かれないし、お金の使い方を知らなかった俺は秋ごろまでお金であんまり苦労しなかった。

ただ、秋から返済が始まって「あれ、これ結構やばくね?」って思い始めたわけ。届くのよね。

あなたはあといくら借りてます。このままいくと2035年に0円です

的な表が。あれマジでメンタルをえぐってくる。

返済額は月々1万円ちょっとなんだけど、それすらも返せないくらいヤバい生活してたんだな。寮ぐらしで自炊ができなかったこともあって、外食ばっかり。もちろん、学生の時よりも収入はあるからミュージカルも昼夜公演ぶっ通しで見てたし、なんならホテルを当日とって次の日の昼公演を見て新幹線で帰るみたいな変な生活してた。堕落してるとは言わないけどお金を大切には使ってない。

これくらいならまだ覚えてるからいいんだけど、極めつけは対して満足度の高くない飲み会とかに使ってた。ただのおしっこ代に消えてった。借金まではしなかったけど遊びまくってはいた。で、当時の彼女(今の妻)との同棲も視野に入れ始めて2人の持ってる借金を洗い出したら2人で700万残ってた。

ボーナス全額を返済に回す

節約は大事で、俺がやってる節約は下の記事で紹介してる。とにかく固定費を削減することがストレスなく節約できる一番大切なこと。

【絶対にやるべき節約】固定費を下げることで4桁万円なんてすぐ貯まる
残念ながら現代では無知は罪だ。知らない人はカモにされ、知っている人は富を蓄えていく。知っていればいるほど有利になる世界だ。スマホ代もNetflixも意識しなければ財布から勝手に消えていく時代。好き放題やってたらお金も足りん。というわけで現代…

これらの生活を始めたんだけど、やっぱり1番はボーナスで奨学金を返すこと。これが1番の転機だった。毎月の引き落としはクレカと家賃だけにしたかった。シンプルにしたかったんだよな。

で、JASSOの奨学金は繰上げ返済の手数料が掛からなかったのもデカかった。住宅ローンなんかはかかるみたいだけど、JASSOの奨学金はかからない。これも繰上げ返済を早める要因にはなるよね。

「えー、ボーナスなんて使っちゃうよー」

なんて言う人は使いすぎ。まずは返済する。その後に使っていく。

で、妻もこの方針には賛成だった。ありがたい。というか無関心?笑「返せるならいいよ」的な感じ。これを続けた結果、俺は5年で返済が終わった。2035年返済額0円と書かれた紙を2023年にやぶりすてる瞬間は気持ちよかったね。

奨学金を投資に回さない、借金して投資するのと同じ

奨学金は低金利だからそのまま借りといて投資に回したほうがいいという人もいる。でも、俺はどうしてもこれに納得できない。仮に俺たちが借りていた700万を年利5%で20年運用すると約1,000万になる。結構悪く無い数字だ。

だけど、これはレバレッジをかけた投資になるんだよな。例えば夫が

「俺お金を借りて投資しようと思ってるんだ。」

と言ってきたらどうする?「絶対にやめときや」って言うと思う。同じことをやっているのは理解したほうがいい。金利が高いか低いかだけ。しかも、徐々に金利がある世界が戻ってきている。金利が上がれば必然的に抜ける利益は小さくなる。

で、借金が残ってるっていうことは結婚生活において非常にマイナスなんだよな。そもそもで結婚するときに「借金ある?」って聞くと思うし、借金があれば結婚に二の足を踏むだろう。

同棲し始めても

「奨学金があるのにこんなもの買ってきやがった。」
「借金があるんだからドライヤー安いのでええやろ?」

とかパートナーに思っちゃうときもある。

義理の妹が「奨学金の保証人になってほしい」ってきたんだけど、そのときも「なってもいいけど結婚式とかあげるお金あるなら先に返済を優先してね?」って言いたかったし。結局保証人になってはないけど。我が家は2万の服を買うかどうかで大モメ。奨学金がある状態では、お互いの使い方にいちいち口を出したくなる。

レバレッジは数字上でかけるわけだけど、人間が過ごす上で感情の問題は避けて通れない。だから、奨学金や借金は早期に返済するべき。そもそも子どもの頃に「借金してるの?エライね!」なんて言われたことない。「欲しいものはちゃんと貯金して買いなさい」だ。

700万がゼロになった日

返済が終わったらあるハガキが届くんだけど、「返済お疲れ様でした」的なやつね。これを見た瞬間達成感を味わったよね。ガッツポーズしたもん。俺がガッツポーズしたのは後にも先にも大学合格した時とこの時だけ。毎月の通帳から「ショウガクキン」の文字が消えるのも嬉しいね。で、しかも機関補償にしていた(返済できなかったときに機関が建て替えてくれる制度)ので3万円保証料も戻ってきたしね。早期返済はいいことずくめ。

俺の返済の2ヶ月後に妻の有利子、無利子の奨学金を返した。妻も「今日から借金無いのかー」って清々しい顔してた。

全部返してから思ったのは「選択肢が増えた」っていう感覚だった。車や俺の好きなガジェット(iPhoneとかね)を替えるのに抵抗がなくなった。便利なものを使うと自分の時間ができてその時間でさらに自分の時間を増やすことができたってわけ。

他の人が奨学金の返済のために働いているときに俺は子供と一緒に公園で野球したり、マリオカートをしている。最高すぎ。もちろん、こうしてブログを書くこともできる。感謝。