子どもが生まれて大学の学費を試算してみたんだけど、いくらかかるのか?を試算してみた。考えることは授業料や生活費だけじゃないんだよな。実際に国公立大学4年通ってみた俺が考えてみる。

「大学費用=授業料だけ」は勘違い|本当にかかる3つのお金

多くの人が「学費」と聞いて思い浮かべるのは授業料だけだ。でも大学にかかるお金は、それだけじゃない。
- 授業料・入学金
- 一人暮らしの初期費用
- 毎月の生活費
これを全部足して初めて「本当の大学費用」になる。授業料だけ見ていると、準備すべきお金が圧倒的に足りなくなる。
【実計算】インフレ込みで試算したら2人で2,100万円だった

1人あたりざっくり1,000〜1,100万円。2人合わせると約2,100万円必要になる。と、結論づけた。
俺が大学生だった2018年、生活費は月10万円だった。
2018年から現在までですでに8年が経過している。年2%のインフレが続いているとすると、現在の生活費はこうなる。
10万円 × 1.02⁸ ≒ 月11.7万円
ここからさらに子どもが大学に入学するまでインフレが続くと想定する。
上の子(あと14年後に大学入学) 11.7万円 × 1.02¹⁴ ≒ 月15.3万円 4年間の生活費:15.3万 × 48ヶ月 = 約735万円
下の子(あと16年後に大学入学) 11.7万円 × 1.02¹⁶ ≒ 月15.9万円 4年間の生活費:15.9万 × 48ヶ月 = 約763万円
これに学費と初期費用を足す。
1人あたりざっくり1,000〜1,100万円。2人合わせると約2,000万円。
大学院まで進むなら、生活費と授業料がさらに2年分かかる。国公立の大学院授業料は年約54万円。
とはいえこれでは東京なら家賃しか払えんな。
国公立・私立・大学院でわが家が決めた3つの線引き

この金額は国公立大学での話。大学費用全額出してやりたい気持ちはある。でも現実的に考えて、こう決めた。
- 国公立なら
→ 学費も生活費も全額出す。 - 私立なら
→ 学費だけ出す。生活費は奨学金で対応してもらう。 - 大学院なら
→ 奨学金か今までの自分の貯金で対応してもらう。
これを都度伝えなきゃならない。もちろん、全額出してやりたいけど打ち出の小槌はもってない。すまない。
1,000万円を一括で用意しなくていい理由|1年目だけ270万円あればいい

ただ、希望もあって、1,000万円を一括で全部準備しておく必要はない。
1年目にかかるのはだいたい270万円。2年目以降は年210万円ほどだ。1年目の270万円さえ用意できていれば、あとは毎月の積立で賄えるかもしれない。
子どもが一人暮らしを始めたら、親の家計も少し軽くなる。食費・日用品・光熱費が地味に減る。その浮いた分を積立に回すのも戦略のうち。
【結論】月2.2万円をオルカンに積み立てれば18年で1,000万円貯まる

年利7%でオルカンに積み立てるとする。子どもが生まれた瞬間から18年間積み立てた場合、1,000万円を貯めるのに必要な月々の積立額はこうなる。
月々約2.2万円で1,000万円貯まる。2人分なら月4.4万円だ。
すでに子どもが生まれている場合は積立期間が短くなる分、月々の金額が増える。早く始めるほど月の負担は小さくなる。

子どもに奨学金を背負わせたくないなら、月2.2万円の積立が一つの目安になる。
俺は自分のNISA口座(オルカン)の中に学費分も含めて積み立てている。子ども名義の口座を別で作る方法もあるが、まず親のNISA口座で運用するのが一番手っ取り早い。
大事なのは口座の名義より、早く始めることだ。
NISAの仕組みについてはこちらで詳しく解説している。
なんとなく不安なまま18年過ごすか、月2.2万円を積み上げるか

「いつかちゃんと考えよう」と思っているうちに時間は過ぎる。子どもは待ってくれない。気づいたら受験生だ。
1,000万円という数字は大きい。でも月2.2万円なら?でかい数字に怯えて動けないより、小さく始めて18年間続けた方が、圧倒的にラクになる。
月2.2万円をどうやって捻出するかについては、まず固定費を見直すのが一番手っ取り早い。



