アラウベビーはドラム式洗濯機の自動投入で使えない【NA-LX129AR実機検証】

子育て

アラウベビーは、ドラム式洗濯機の自動投入タンクに入れてはいけない。

石けん成分がホース内で固まり、洗剤が出てこなくなる。NA-LX129ARで実際に試して失敗した。

この記事では、なぜ詰まるのか・柔軟剤はどうなのか・1年間手動投入で使い続けた運用方法を書く。同じ状況で悩んでいる人の答えになるはず。

自動投入タンクに入れると洗剤が詰まって出てこなくなる

我が家の洗濯機はPanasonic NA-LX129AR。洗剤・柔軟剤・おしゃれ着用洗剤の3つを自動投入できる機種だ。

赤ちゃんの服はアラウベビーで洗いたい。自動投入も使いたい。ならおしゃれ着用洗剤のタンクに入れればいいか——そう思って入れた結果がこれだ。

コネクト部分(タンクと洗濯機をつなぐ箇所)が固まった。洗剤が一切出てこないまま洗濯が終わった。歯ブラシでこすって除去するはめになった。

石けん成分は固まる

アラウベビーの洗濯せっけんは、洗浄成分が100%植物性のせっけん成分だ。一方、自動投入対応の洗剤(エマール・アクロンなど)は「合成界面活性剤」ベースで、サラサラした液体になっている。

石けん成分は水分が蒸発すると固まりやすい。細いホース内に残った成分が固化して、詰まりの原因になる。同じ赤ちゃん向け洗剤でも、さらさは合成界面活性剤ベースでサラサラしているため自動投入で使える。アラウベビーが使えない理由はコレ。

Panasonicの対応表に載っていない=公式に使用不可と同じ

NA-LX129ARの取扱説明書に記載されている対応洗剤は以下の通りだ。

洗剤タンク対応

  • アリエール、ボールド(基準量30ml)
  • アタック、トップ(基準量25ml)
  • アタックZERO、ナノックス(基準量10ml)

おしゃれ着用洗剤タンク対応

  • エマール、アクロン(基準量40ml)

アラウベビーはどこにも載っていない。Panasonicとして「使えます」とは言えない立場なのだろう。

「洗剤タンクに移せば使える」は間違い

おしゃれ着用タンクで失敗したなら、洗剤タンクに入れたらどうか——と考える人もいるだろう。

結論から言うと、同じ結果になる。タンクの種類を変えても、ホースの細さは変わらない。石けん成分が固まるリスクは同じ。また、洗剤タンクには普段の洗剤が入っている。アラウベビーに入れ替えると、大人の服も全部アラウベビーで洗うことになる。コスト的に現実的ではない。

手動投入で1年間使い続ける

Panasonic NX-129al 説明書を引用・加工しています。

自動投入は諦めた。一人目が生まれてから1歳になるまで、ずっと手動投入で使い続けた。

毎回きっちり計量はしていない。目分量だ。赤ちゃんの服の量を見て「このくらいかな」で入れている。それで1年間、問題は出なかった。

手動投入の手順

  1. 洗濯機の「手動投入」口を開ける(本体前面の引き出し部分)
  2. アラウベビーを適量入れる(目安:赤ちゃん服5〜6枚で15ml前後)
  3. 洗濯をスタートする

デメリットが一つある。NA-LX129ARは洗濯のたびに自動投入が有効になっているため、手動で入れる場合は毎回スタート前に自動投入を「切」にする操作が必要だ。慣れれば数秒の話だが、忘れると大人と同じ洗剤で洗ってしまう。

自動投入に慣れた身には面倒に感じる。ただ、赤ちゃんの肌のために使いたい洗剤があるなら頑張るしかない。

二人目は最初から普通の洗剤

正直、二人目は最初から普通の洗剤で洗っていた。

一人目のときに「石けん成分の洗剤で洗わないと!」と思っていたのが、二人目になると「まあ大丈夫でしょ」に変わっていた。実際に大丈夫だった。

アラウベビーにこだわるかどうかは、子どもの肌質次第だ。肌が敏感なうちは手動投入で使い続ける。落ち着いてきたら自動投入対応の洗剤に切り替える。それが現実的な答えかも。

自動投入が使えなくても、ドラム式洗濯機は買うべき家電

「自動投入が使えないならドラム式はいらない」——そう考えるのは損だ。

ドラム式洗濯機の本質は乾燥機能にある。洗濯から乾燥まで全自動で終わる。干す・取り込む・たたむの「干す」と「取り込む」がまるごとなくなる。

赤ちゃんがいる家庭で、洗濯物の量は一気に増える。それを全自動で乾燥まで終わらせてくれる。自動投入が使えない1点のデメリットより、乾燥機能のメリットのほうがはるかに大きい。

手動投入の手間が増えても、それ以上に時間が生まれる。時間が増えると、子どもと向き合う余裕が生まれる。ドラム式を買って後悔したことは一度もない。

まとめ

アラウベビーとドラム式洗濯機の自動投入は相性が悪い。石けん成分がホース内で固まり、洗剤が出てこなくなる。Panasonicの取扱説明書にも記載がない以上、自動投入での使用は諦めるのが正解だ。

手動投入で使えないわけではない。我が家では一人目が1歳になるまで手動投入で使い続けた。目分量でも問題は出なかった。

子どもの肌が敏感なうちはアラウベビーを手動で使い、落ち着いてきたら自動投入対応の洗剤に切り替える。それだけのことだ。

自動投入が一部使えなくても、ドラム式洗濯機の価値は変わらない。乾燥まで全自動で終わる時間は、赤ちゃんがいる家庭ほど効いてくる。

ドラム式洗濯機の選び方や機種比較は、こちらの記事で詳しく書いている。

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