
キャッシュレス決済の普及で、世の中はポイントブームだ。楽天ポイント、PayPayポイント、Vポイント……「ポイ活」に励む人が後を絶たない。
だけどポイントを貯めている人は損をしている。ポイントは1ポイントでも早く使い切ろう。
ポイントを貯めてはいけない理由

理由については両学長が解説しているんだけど、ポイントを貯めすぎると、
- 無駄遣い
- 不利な購入
- 失効の可能性
といったデメリットがあるから、早く使ったほうがいい。ポイントは腐るお金。貯め込むことで資産が増えることはない。
現に日本全体の年間失効額は少なく見積もっても数百億円、調査によっては1,000億円らしい。そのぶん企業が儲かっているならいいんだけど、それが還元される訳がない。それに、ポイントを貯めるために余計な買い物をしたりすれば金が貯まらないのは当たり前。

職場の同僚は
「あと少しでマリオットの年会費が無料になるから、5万くらい使ったー」
と言っていた。アホすぎ。だからお金貯まんない。
ちなみに、ポイント運用があるじゃん!っていう人もいるかもしれないが、これもダメ。
おまけだから損してもいいと思うかもしれないが、投資先を選べない時点で投資としては終わってる。投資は自己責任。ちゃんと自分で投資先を選ぼう。
家族を持つ人はポイントに固執すべきではない

特に子供がいる人へ忠告しておきたいのは、後回しは厳禁ということ。皿洗いや風呂掃除はもちろん、「必要な物を買う」という場合も先延ばしにしてはいけない。
「おむつがないから買ってきて」
「炊飯器が壊れたから買ってきて」
という妻からの要望に対し、
「いや、あと一日でお買い物マラソンが始まるから!」
「あと一週間でAmazonセールが来るから!」
と答えると、
「この三日間、おむつ無しで過ごせっていうの?」
「毎日土鍋でご飯を炊けっていうの?」
となるに違いない。経験者が言う。絶対に妻に土鍋で米を炊かせてはならない。

こういう小さな不満が積もり積もって離婚に至る。小さいイライラは早めに解消すべき。ポイントを貯めることよりも、パートナーからの信用を積み重ねることのほうが重要。
ポイント還元を追いかけるとかえって高くつく

特に楽天市場などの利用者に多いんだけど、ポイントのために日用品をまとめ買いすると、それを置くためのスペースが必要になる。
日用品のストックが居住空間を圧迫し始めると、つい「もっと広い家がほしい」と考えがち。その結果、家賃の高い物件へ引っ越したり、レンタルスペースを借りたりして、ポイント以上の固定費を払うことになる。固定費は増やしてはいけない。
安く買うためにポイントを貯めているはずが、管理コストで大きな出費を招くのは本末転倒。タワマンに住む人が周囲を気にしてユニクロを着られなくなる心理とよく似ている。一つのこだわりが、思わぬところで生活コストを引き上げていることは理解しよう。
キャンペーンはやっていればエントリーはする

楽天市場で買い物をするときにキャンペーンが重なれば、もちろん利用はする。しかし、それは「買おうとしていたタイミングで、たまたまやっていた」からに過ぎない。キャンペーンがあるから買い物を探すのではない、ということは肝に銘じておくべき。
キャンペーンありきで考え始めると、「お金を使うこと」自体が目的化してしまう。これでは一向にお金は貯まらないし、満足度の高い買い物もできない。
すぐたとえ1店舗であっても、必要な買い物が済めばに撤退。余った時間は、家族との時間を楽しむために使ったほうがずっと価値がある。
ポイントは1円から使い切るのが鉄則

貯まったポイントは、1円分でも惜しまずすぐに消費すべき。
例えば楽天ポイントなら
- 楽天ペイでの支払い
- 投資信託の積立
- 楽天市場での買い物
などで積極的に使っていこう。特におすすめなのが、投資信託の積立設定にポイント利用を組み込んでおくことだ。この設定をしておけば、15日にポイントが付与されても、わずか数日で自動的に消費される。ポイントが入ったことすら忘れてしまえるので、管理の手間を減らす意味でもラク。

富裕層への第一歩は、ポイントを貯めずに即座に使うこと。貯め込みは
- 複利効果を生まない
- 企業への無利子融資
- 無駄遣い
- 期限切れ
- 家族不和
- コスト増
小さなリターンを追いかけ、資産形成や信頼を犠牲にしてはいけない。


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